2022/10/28 14:56

CO2レーザー加工機ではアクリルや木の加工が容易になります。今回は実例としてナンバープレートキーホルダーを作ってみました。

作り方

1.製図ソフトでデザイン
2.DXFファイルで出力
3.制御ソフトに落とし込み、パラメーターを調整して加工



製図ソフトで図面さえできてしまえば、あとは簡単。所要時間は2分程度できます。

ここからが問題。台座の焦点調整とパラメータ調整する必要があります。
キーホルダーを作る場合は、切断と彫刻両方のパラメーターを入力する必要があります。
例えば「切断」パラメーターの出力が弱すぎたり、速度が早すぎたりすると一回で切断できなかったりするので、アクリル板や木の厚さをみながら試し切りしたりして調整していきます(別に一回で切れなくても二回で切ればいいのであまり回数は問題がないよ!)
また「彫刻」には「切断」にはない Interval(打点間隔)という項目が登場します。値を下げれば下げるほどより精密に彫刻してくれます。

5mmのアクリルを加工したときのパラメーターを見てみましょう。
切断(切断速度5mm/s 最大出力80%)彫刻(速度600mm/s 最大出力15% 打点間隔0.01mm)

彫刻に関しては10秒ほど、切断も10秒ほどで、だいたい一つのナンバープレートを作るのに20秒ほどしかかかりません。
こんな感じでできたナンバープレートがこちら。



個人的にはマジョーラナンバープレート(二重に文字が見えるやつ)が一番オススメという感じでした。
このマジョーラアクリル、実は弊社で取り扱って販売しておりますので(一枚5,500円(5mm))、興味のある方はご連絡ください。